その無人駅の時刻表には、「死ねば来る」とだけ書かれている。
さすがプロの落語家。同じすする音でも、蕎麦すするのと腸すするのとじゃ全然違うんだねぇ。
夜、二階の私の部屋の窓に、こつん、と小石が当たる音。カーテンを開けて外を見ると、窓の下の地面に、無数の蛇の死骸で形作られた「おやすみなさい」の文字と、昼間のあの少年が。
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