彼氏の家に遊びに行き、何気なく手に取った卒業アルバムをめくると、どのクラスにも彼氏と同じ顔・名前の男子の写真が一人ずつ載っており、いつの間にか背後にいた彼氏が「俺、6組のだから、君、いいの引いたよ」と笑う。
夜中、耳鳴りで目が覚めた。遠くで洗濯機の回る音が聞こえる。妻が、死んだ息子の服を洗っているのだ。布団をかぶる。明日も早い。
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