超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 飴を舐めていたら、突然口の中に熱いような違和感を覚え、慌てて飴を吐き出すと、飴が仏像の形に削れており、そこへ、ぼたっ、と、舌がちぎれて落ちる。