超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

忘れないで

 駅前で拡声器を使って、「ぼくを忘れないでください!」と叫んでいた、知らないおじさんが、上空に現れたUFOにゆっくり吸い上げられていく。