超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

扇風機

 亡くなったおばあちゃんのパーツを一部に使った扇風機が、葬儀の後しばらくしてから送られてきた。時折お父さんが、その風を浴びて、泣きながら寝ている。