2020-09-26 行商 マリコからきいた話 一日に一度、村に野菜を売りに来る行商の婆さんは、満月の夜になると、背中の籠に詩人の目玉を詰めてやってきて、村はずれの、月の光の届かない家々にそれを売りに行く。