超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

2024-02-16から1日間の記事一覧

全ての星が光を失った夜空の下で、街灯にインタビューする。

都会で一人暮らしをする俺の部屋に、実家から届いた段ボール箱には、嘘をつくための舌が入っていた。

胎児の形をしたマグネットが道に落ちていたので、自分の腹にあてがってみるが、当然くっつかず、また道に落ちてしまう。