夜、冷蔵庫の中で行われている卵たちの舞踏会の、静かな物音を聞きながら、眠る。
立ち食いそば店で隣にいるおっさんが食っているかき揚げの具が、どうも折り鶴のような気がする。
宇宙から帰ってきた夫は、家じゅうの時計の針を一分進めた。
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