俺の魂を天に運びながら、「面白い死に方だね」と話しかけてきた天使の指にペンだこを見つけ、何か書かれるんじゃないかと心配になる。
寂しくて眠れないでいたら、独房の外で、看守が蛙の鳴き真似をしてくれて、眠れた。
交差点の真ん中に手鏡が落ちていて、道行く人々がちらりと目をやってそのまま去っていく中、一人のホームレスが、その鏡を覗いて「俺映ってねえぞ」と怒鳴り始める。
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