カレンダーの明日の予定の欄に、書いた覚えのない「猫食う」のメモ。
コンクリートの壁という壁に「尼」「尼」「尼」……と落書きされている高架下のトンネルを、一人の尼が、歩いていく。
母の骨壺の中で二匹の蛍が同棲している。
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