家でごろごろしていたら、アパートの大家のお婆さんが合鍵で入ってきて、ぼくの頭を鋸で切り、脳味噌の皺深くに油性マジックで「家賃」と書いて、ふん、と出て行った
口内炎だと思いたいが、口内に出来たそれはどう見てもミステリーサークルだった
パーティーのテーブルには、瀕死の蝶が置かれていて、会話が途切れるたび、客たちはうつむいて、蝶の羽をちぎって次の話題が見つかるまで時間を潰す
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