道端に、「何でも産みます」と書かれた看板と、一人のおばさん。おばさんの後ろには、写真が何枚も飾られていて、そこには子犬やミニカー、火の玉のようなものを手にした産婆さんが写っている。
「あの動物園も出禁になりましたなぁ」と嬉しそうに電話で話す夫の手に握られた、「猿に自殺を教える会」の会報誌。
「何を埋めてるでしょーか?」「赤ちゃん」「誰の赤ちゃんでしょーか?」「私の赤ちゃん」「ぶっぶー。あなたのじゃありませーん」「良かったー」
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