今日は彼女のお母さんに、結婚の申し込みの挨拶をする日。「大丈夫よ、きっとわかってくれるはず」彼女はぼくの指を握りしめながら、そう言ってくれる。ネクタイをきちんとしめ、手土産の砂糖菓子を手に、ぼくは緊張しながら蟻の巣の前に立った。
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