首にちぎれた縄を巻いた男の死体が、体はうつ伏せのまま、顔だけ上げて、夜道をずるずる音を立てながら這ってきた。ひっと悲鳴をあげようとした時、死体の右の鼻の穴から、何かが飛び出ているのに気づいた。よく見るとそれはカタツムリだった。なあんだ、こ…
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