図書館の奥で、古い時代の月の写真を見つけた。あまりに無防備で驚いた。 その日の夜、久しぶりに窓を開けて月を眺めた。至るところに注射器が刺さっている。私の知っている月だ。 図書館で見た写真が信じられない。試しに、空想の中で注射器を抜いてみたが…
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