超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 深夜バイトの帰りに、夜明け前の薄暗い商店街を歩いていたら、暗がりから妙な音が聞こえてきた。音の方へ目をこらすと、随分前に夜逃げした洋服店のショーウィンドウの中で、カラス?の群れが、マネキン?の腹?をくちばし?で破り、肉?を食って?いた。
「?」が多くて申し訳ないけど、そうとしか言いようがなかったんだもの。