夕空を見つめるうちの犬のふんっ、ふんっ、という鼻息に合わせて、UFOがどんどん向こうへ遠ざかっていく。
墓石マッサージ師の叔父の冷たい手で体をまさぐられていると、まるで私まで死んでしまったかのような気分になってくる。
日が沈んできたのに、地平線のファスナーが噛んじゃって開かない。
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