2018-07-10 審判 マリコからきいた話 寝ようとしたら母に呼ばれた。「何?」「お母さんのこと、好き?」「え?」「どうなの?」「まあ、好きだよ」 母は複雑な顔で笑った。 翌日、私宛に手紙が届いた。 ものすごい達筆で、「気に入っていらっしゃるようですので、そのまま差し上げます」と書かれてあった。 その日から、母が少し冷たい。