「××くん おたんじょうび おめでとう」 と書かれたチョコレートの板を、おでこにくっつけた白いおじさんが、肩を落として、とぼとぼ夜道を歩いていた。すれちがうとき、とても甘い匂いがした。「××くんには、会えたんですか?」 背後からそう声をかけると、…
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