トモコとマリコ

超短編を中心とした短い読み物を発表しています。

 公園の藤棚の鳥の巣に、給食のパンをちぎってあげていたら、立派な服を着た人たちが空の上からおりてきて、「巣の中に巣があるわね」と笑いながら僕にパンを投げて寄越した。

 僕は力なく笑いながら、パンについた砂を払った。

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