超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

ぼくらも

 散歩中、彼氏がふと立ち止まり、誰もいない墓地をじっと見つめた後とつぜん、「ぼくらも踊ろう」と私の手を取って墓地の中に入っていく。