トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

茶柱

 借金の申し込みに行った親戚の家で出されたお茶の中に、茶柱が立っていた。なぜか気づかれてはいけない気がして、すぐに指でつまんでそっと捨てた。結局、金は借りられなかった。