超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

占い

 朝のテレビの血の色占いで金色が一位だった。姉の部屋に行く。「金色、一位だって」「……」足元に転がる、金色に染まった剃刀。