超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 夏、窓の外の雷を眺めながら、仰向けに寝っ転がっていたら、飼い犬がとぼとぼとやってきて、ぼくのおへそを前脚でそっと隠した。