超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 昼間道端で見つけてスマホで撮った蛇の死骸の写真が、その後何度スマホを確認しても消えているので、夜中にもう一度撮りに行こうと玄関で靴を履いたところでやっと、「あれ?何でそんなことしなきゃいけないんだ?」と気づく。