超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

ぼくら

 夜の花の香りの中で、何度も何度も話し合った結果ぼくらは、ぼくらが出会った誘蛾灯に身を投げて死ぬことにした。