ベッドの上で抱き合ったまま砂になってしまった両親の中から、小さな熊手で蟹を見つけて妹にする。
無理矢理通わされているピアノ教室から帰る途中の夜道で、寺の坊主が笑いながら歩み寄ってきて、焼けた火箸で私の指先を一本一本潰していく。
物欲が急になくなったので、心配になって病院で診てもらったら、脳味噌の中に、巨大なダイヤモンドが見つかった。
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