朝早くに、神社の鈴を誰かが鳴らしていたので、見ると、猿だった。裏山から来たのだろう。猿は私が社務所の窓を開ける音に驚いて逃げていった。後で賽銭箱を見たら、木の実が数個、入れられていた。
向かいのビルの屋上からドラムロールが聞こえてくるので、もうすぐ誰か飛び込むらしい。
何度クリーニングし直して渡しても、その中年女性は、「臭い」と言って同じ喪服を店に持ってくる。
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