夏の夜、身重の妻と近所を散歩していたら、墓地の前を通りかかった時、妻が「あ、花火」と言うので空を見上げると、「違う違う」妻が指さす方を見ると、明らかに子どもの物と思われる小さな墓の前に、花火セットが供えられていた。
医者が病室に来るまでのわずかな間、美大生の姉が、今しがた亡くなった祖母の顔をスマホで急いで撮っていた。
木製の私が料理をするときのために、義母がガスコンロを撤去し、IH調理器に替えてくれた。鉄製なのに、優しい人だ。
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