超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

2022-01-12から1日間の記事一覧

のれん

火葬場の入り口に「ゆ」ののれん。

仕事

理科の教師として赴任したその学校には、一日一回、理科準備室の人体模型の臓器を、霧吹きで湿らせるという仕事があった。

電池

電池でしゃべるぬいぐるみの電池を抜こうとした瞬間、ぬいぐるみが「マジかよ」とつぶやいた。