おばあちゃんが天国に召されて以来、ぼくの誕生日には毎年必ず、空に虹がかかる。
一際重いゴミ袋が収集車の回転板に巻き込まれて潰れた瞬間、このゴミ捨て場に着いた時からずっとどこからか聞こえていた子守歌が、ぴたりと止んだ。
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