超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

2020-11-12から1日間の記事一覧

ぼくら

夜の花の香りの中で、何度も何度も話し合った結果ぼくらは、ぼくらが出会った誘蛾灯に身を投げて死ぬことにした。

まめ

ぼくのお母さんはまめな人だから、ぼくが生まれた時の包装紙もちゃんと取ってある。