超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

かみ

 きのうは、××ちゃんのうちで、おとまりかいだったけど、ねるまえになって、おぶつだんのあるへやから、かみのやけるにおいがしてきたから、やっぱり、かえることになった。きょう、××ちゃんにがっこうであったら、まゆげのあたりに、ひっかかれたきずがあった。めじゃなくてよかったね、とみんなでいった。かみのやけるにおいが、すこし、××ちゃんのふくにのこっているきがした。