2018-07-04 きば クミコからきいた話 (公園のベンチで居眠りしている私の足元に、いつの間にか野良犬が一匹、座っていて、私の脚に体を擦り付けている。)(足首の温かさに気づいた私が目を覚まし、犬の姿を認め、何となく撫でている、と、)(そこへ女子高生の二人組が通りかかり、そのうちの一人が、私と犬とをちらりと見て、) あれ、死ぬやつでしょ。 (と、こともなげに言って去っていく。)