超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

今夜からは

 帰り道、近所のゴミ捨て場をふと見ると、誰かが出したゴミ袋の中に、商品の欄に私の名前が印字されたレシートが透けて見えていて、誰もいないはずの我が家に明かりが灯っていた。