超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

仕送り

 今日、実家から左の目玉が届いた。
 ようやく視界が広がったのはいいのだが、漬物の空き瓶に入れられていたせいで、顔の左半分が何となく酸っぱい。