超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

副業

 彼女の大きなおっぱいに顔を埋めると、左のおっぱいから誰かの話し声がぼそぼそと聞こえてきた。
「ごめんね、左も貸しちゃった」
「……」
「優しそうなおばあちゃんだったから……」
 彼女のおっぱいだから俺がどうこう言えることじゃないけど、出来ればこんな副業やめてほしい。