トモコとマリコ

超短編を中心とした短い読み物を発表しています。

 朝、駅に行くと、3番線に巨大な繭が横たわっていた。
 いつもの列車が蝶になろうとしているようだ。
 奇妙な静けさの中、4番線にやってきた列車が、いつもの面子を飲み込んだあと、ため息をつきながら扉を閉めた。

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