超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

 人の焼ける煙を見上げながら歩いていたら、何もない道で足をひねった。

 ただのねん挫と医者には言われたが、半年くらいぐずぐず痛みが引かなかった。