超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

2019-07-20から1日間の記事一覧

実家暮らし

朝起きると、時計の針が100時100分を指していた。カーテンを開けると、極彩色の空を、巨大な母の生首がぎらぎら照らしていた。あの様子だと、まだ朝食は出来ていないだろう。もう一眠りしようっと。