超短編小説 トモコとマリコ

超短編小説を中心とした短い読み物を発表しています。

2018-12-31から1日間の記事一覧

ラストシーン

その朝、東の空から現れたのは、太陽ではなく、エンドロールだった。 ということは、ゆうべの冴えない晩酌が、俺のラストシーンだったのか。どうせなら大盤振る舞いしとくんだった。 それでは皆さん、ご縁があれば、また次回作で。