ぼぅっと道を歩いていると、いつの間にか影だけの遊園地に迷い込んでいた。影だけの観覧車が夕日を遮りながらぐるぐる回っていた。影だけのベンチには影だけの迷子が泣いていた。私が何か声をかけようとすると、影だけのマスコットがやってきて影だけの風船…
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