腹をミサイルでえぐられて、怪獣は死んだ。役所は、海にでも宇宙にでも死体を運んで捨てようとしたが、それは大きすぎたし、怪獣の肉や骨や銀色に光る産毛は、いつまで経ってもまったく腐る気配がなかった。そこで、怪獣の腹に開いた穴に図書館が入ることに…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。